BS25999
BCMS(事業継続マネジメントシステム)

■ BS25999(BCMS)とは?

英国規格協会による事業継続の新規格である。
BS25999は2部で構成されており、BS25999-1はBCM(事業継続管理)のためのガイドラインで、 BS25999-2は事業継続管理(BCM)のための仕様である。

BS25999-1は、組織が事業中断による影響を最小限に抑え、事業継続上の脅威に対処する能力を明示するための指針である。 事業継続管理の基礎を築くことにより、組織はたとえ極めて困難かつ予期せぬ状況下にあっても、従業員を守り、レピュテーションを失わず、ビジネスライセンスを維持しながら、事業継続を可能にすることを目的にBS25999規格は作成された。

BS25999-1には事業継続管理(BCM)のプロセス、原則、用語が規定されている。さらに事業継続管理(BCM)のベストプラクティスに基づいた包括的な管理策が規定されており、組織がBCP(事業継続計画)を策定し導入するために活用できる。 BS25999規格によりBCPがない組織は迅速に構築することができ、またBCPがある組織もそれがベストプラクティスに見合っているかを確認することができる。

BS25999-2 事業継続管理(BCM)のための仕様は、事業継続のマネジメントシステムの要求事項を詳述しており、これにより組織は、パートナー企業やサプライヤの適切な事業継続管理の手順をも確実にすることができる。現在、組織は事業を中断させる事象に対する十分な準備ができているかを判断することは容易ではないが、BS25999-2のBCM(事業継続管理)のための仕様の審査プロセスと認証により、組織は規格要求事項への準拠と事業継続管理(BCM)ベストプラクティスの実践を外部にアピールすることができる。

BS25999規格は 組織が予期せぬ事象に備え、事業を中断される事態への備えがあることでサプライヤからの信頼を高め、組織の存続を可能にする。BS25999-2が発行されると、BSIマネジメントシステムのような独立した機関による第三者認証がまもなく可能になり、組織は事業継続管理(BCM)のベストプラクティスの実践を通じてビジネスを温存するための備えがあるということへの第三者の保証を得ることができるようになる。

参考:Business Continuity Institute(BCI)

http://www.bcijapan.jp/

BCM PDCAサイクル

■適用範囲の設定
■方針の確立
■経営資源配分
■力量管理
■文書・記録管理

■予防処置・是正管理
■継続的改善

■内部監査
■マネジメントレビュー

組織の文化に
BCMを導入

@
組織の理解

BCM
プログラム
マネジメント

B
BCMを実現する
手法の開発と導入

組織の文化に
BCMを導入

C
演習・維持
レビュー

A
BCM戦略
の決定